びわの葉温灸について
さて、今日は、
びわの葉温灸の効果
についてお伝えしたいと思います。
私が行っている温灸は、
びわの葉から抽出したエキスをガーゼなどの布にスプレーし、
その布の上から温灸を当てる、
という方法で行っています。
人では、本物のびわの葉の上からお灸をする方法もあるようですね。
びわの効果・効能がわかっていたのは、古代インドにさかのぼります。
びわの木のことを「大楽王樹」
びわの葉のことを「無憂扇」と言ったそうです。
「大楽王樹」とは最高の薬木、
「無憂扇」とは病気を治して憂いを払う、という意味だそうで。。。
そういえば、私が使っているびわの葉エキスも
「無憂扇」
という名前がついていますね。
びわの葉には「アミグダリン」「サポニン」「タンニン」など
さまざまな成分が含まれていますが、その中でも
「アミグダリン」は体内で分解されることで
「鎮痛効果」「抗リウマチ作用」「殺菌作用」
などの効果があることがわかっています。
漢方薬にも「枇杷葉」というものがあり、
咳を鎮めるはたらきなどがあるとされています。
また、お灸に含まれるヨモギには身体を温め血行をよくする効果や、
ヨモギの香りの成分に脳の血流を良くする効果があることなどが
わかっています。
また、ヨモギは食べても体を温める効果があるものです。
みなさんは、
「体温が1℃下がると免疫力が30〜40%低下し、
体温が1℃上がると5〜6倍になる」
という説をご存じですか??
からだが冷えると血液の流れが悪くなります。
血液中に、免疫の主役ともいえる白血球があり、
病原体やがん細胞など異常がないか、パトロールをしているわけです。
血液の流れが悪くなると、パトロールが行き届かず、
見逃される病原体やがん細胞などが増えるわけです。
たかが体温ですが、
たった1℃の違いで、私たちが思っているよりも
からだが受ける影響は大きいのです。
だから、「冷えは万病の元」とも言われるのですね。
少しずつ気温は暖かくなってきていますが、
わんちゃん・ねこちゃんにも人と同じように
「冷え」があります。
寒がりなわんちゃん・ねこちゃんにはぜひ、
温灸でからだを温め、
病気になりにくいからだ作りを始めましょう!
また、冷えると、人でも腰痛や膝の痛みなどでつらい症状が出てきたり、悪化したりする方がいらっしゃいます。
わんちゃん・ねこちゃんもそれは同じです。
・背中が丸まってきた
・膝や足の関節の病気を抱えてる
というわんちゃん、ねこちゃんは、ぜひ温灸をしてあげましょう。
きっと、血行が良くなり、痛みが軽減されて、
足取りも軽く、表情も明るくなりますよ。
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